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時々しか書けない本と映画の下手な感想文

映画・本ジャンル雑多な偏愛ど下手感想文。全力ネタバレ注意で。

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ペットセメタリー(海外ホラー映画)

田舎町に家を購入した、医者の夫とその妻子の4人家族(猫1匹)。
人のいい老人である隣人と親しくなり、ペットの墓地を教えられ、
幼い娘の愛猫が事故に遭った際、隣人はその墓地の奥にある、
別の墓地に埋めることを教える。
生き返ってくる猫、ただしそれは元の性格ではなく、至って凶暴。
やがて、幼い息子がトラックで轢死、父親は隣人が止めるのも
聞かず、息子の亡骸を、その墓地に埋めて…というストーリー。

pet3.jpg


スティーブン・キングらしいストーリーで、幽霊じゃないのに、
怖い。とにかく怖い。で、何故かユニークなところもある。

pet7.jpg

pet1.jpg

どうして、人の好い隣人のジャドが、あの墓地のことを
教えてしまうのか、「教えずにはいられない」、聖地としての、
呪いの地としての墓地には、都合のいいシステムになっていて、
ジャドも少年の頃に愛犬を甦らせ、狂って戻ってきた犬の
二度目の墓地は、真っ当なペットの墓地であり、犬はそこで
安らかに眠っている。

ゲイジの死も、呪われた墓地の力によるものだというジャド。
あの地がゲイジを死なせたと。
引っ越してくるべきじゃなかったんですね。
引っ越したその時に、ゲイジも猫も死の宿命に捕まってしまった。

時には死のほうがいい

このジャドの重くて尊い言葉は、愛らしい息子を喪った
父親には届かない。

pet5.jpg

姉であるまだ幼い娘が、神様が奪うなら神様の猫を、と
泣いたように、まだ少女であるこの娘の猫チャーチや、
よちよち歩きのゲイジを、早過ぎる死から見逃すことはできないものか、
そして、生き返らせたいという父親の願いを、
もっとまっすぐに叶えることぐらい許してもいいじゃないか、とさえ
思ってしまう、幸せだった家庭と、可愛らしい子どもと猫たち。
こんな子なら、取り戻したいと思ってもいいじゃないか、と。

pet8.jpg


救急で運ばれて来ながら助からなかった患者パスコーの霊が、
恩返しとして、何とか悲劇を食い止めようと、
あれこれ手を尽くしてくれる、これがユニークさを醸し出していて、
霊の見た目は事故死当時を表していてグロだけれど、
言動は飄々としていて何となく笑えてしまう。
それが救いだろうか?

pet2.jpg

帰ってきたゲイジの残忍さ、邪悪さに気づいていて、警戒している
ジャドの裏をかいて惨殺する、姿だけは幼児のゲイジは、
もうあの息子じゃない、それを知り、
チャーチを薬で殺しておいてその効果を確かめ、
ゲイジにも注射を打つ父親。

pet6.jpg

なんで、なんで、ここで、幼子の面影を残すかなあ。
どうして愛らしい息子の顔をして、息子の言葉を遺して、
泣きながら注射を打つ父親の手にかかったりするのか。
「ずるい」
が最期の言葉になるなんて。
化け物になったなら、父親の前で、最期まで化け物でいてくれれば
いいものを。
差し込まれるゲイジの笑顔の回想シーンに涙が出ますよ。
これはホラーであって、悲しすぎる物語です。

だから、人間バカな真似を繰り返すんです。

今度は、ゲイジが殺した妻を埋める。
今度こそ、という望みなんて、叶うはずはないのに。

人間って、馬鹿で、どうしようもなく身勝手で、だから哀れで、

時には死のほうがいい

と理性と感情のふたつで納得できるほど強くなれないんですね。

あんまりにも馬鹿げた愚かな父親で夫で、
負の連鎖を止めるどころか繰り返して、
最愛の幼い息子を泣きながら自分でもう一度眠らせたのに、
同じ過ちを繰り返し、今度は妻を眠らせる者は多分いない。

こんな夫婦愛なんかクソ食らえだ、と、ゲイジの時と違って
思ってしまう学習能力の無さ。
親子愛には涙が止まらなくても、ジャドの家を、ゲイジとジャドの
遺体ごと燃やし、全てを犠牲にしても、
妻を取り戻そうと同じ過ちを繰り返す愛情は正しいものなのか。
それともこれも、あの地の呪いで、あの地がそうさせているのか。

分からないけれど、この作品の怖さは、悲しさにあると思うんです。


これとは関連性のない、墓地だけに意味のある2作目も見たけど、
ひっどい出来でした。
ほとんど内容覚えてないけれど、あまりの惨状だったことだけ
記憶鮮明です。






DVDあるねんな、今久しぶりに動画で見たから、知らんかった。


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Comment

懐かしすぎて忘れた! 

これ、観たけどほとんど内容忘れてたわ~。
この記事を読んで「ああ~、そう言われてみればそんなんだったかも・・・」とちょっとだけ思い出した程度。
一番最後の写真の男の子、すごい表情ですね。演技うますぎじゃないですか?!
このシーンだけでも見たいわ!

ペットを墓場から持ち出して生き返らせると言えばティム・バートンの『フランケンウィニー』ですが、もう見ました?
youtubeで「フランケンウィニー 本編プレビュー映像」で検索すると10分の動画が見られます。
これだけでも涙なくしては見れないかもしれない(゚´ω`゚)
私のブログでコレの映画レビューを書きましたが、その時は「ハッピーエンドなのが納得いかない」って思ったけど、今は当時とは考え方が変わって、「ハッピーエンドでもいいじゃないか!」と思えるようになりました。
今はムリかもしれないけど、また機会があれば見てみてくださいv-286
  • posted by エミリー 
  • URL 
  • 2014.12/13 01:55分 
  • [Edit]
  • [Res]

NoTitle 

エミリーさん ★

この間までこれ忘れてて、次男と何かの話してる時…、あ、多分キング作品の話してる時だ!それで思い出したんですよ。それで探し回ったら、いい加減な分割で、変な所がカットされてましたけど、ニコ動で見つかったので、ああ、このシーン忘れてた、とか思いながらじっくり観ました。
小さな子ども亡くして、生き返らせたいと思うのは、当たり前じゃないか、こんな理不尽なことないじゃないか、と思ってしまったあんまりなインディアン墓地。
隣のじーさんが、家に入ってきた子どもに気づいて警戒してるのに、ベッドの下から足斬るとは。
それを父親と電話で笑いながら、ジャドと遊んだ、今度はパパとも遊びたい、って、丸っきり悪意なく隣人と遊んできたように言う子どもが更に怖すぎます。

首に注射してとどめを刺す時に、子どもが泣き声あげる、それが本当に子どもの声なんですよね。
どこからかCGが混じっていて、多分全部が全部子どもの演技じゃないらしいんですけど、UPした写真の子どもの顔見ると、チャイルド・プレイのチャッキー思い出してしまったかな。あれは全然怖くもなんともない、うーん?な映画でした。

フランケン・ウィニー、観たい!観たいんですよ。
探し方が悪いのか、レンタルショップにない…。
動画で探したほうがいいのかなー。
犬ですから観たい!
だって、わたしもやっぱり、生き返らせたいと思っちゃいますからね。
そういう身勝手さは許されないよ、という映画をこうやって観ておいて、そりゃあかん、とは思うけど、そういう割り切り方ができない。

何とかして観ます!!
  • posted by ざくろ 
  • URL 
  • 2014.12/13 02:11分 
  • [Edit]
  • [Res]

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